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院長ブログ「15人で行った石垣旅行」

   

15人で行った石垣旅行

3年間、北海道から出掛けない生活だった。イベントも行わず、行動の自由は束縛されていた。人生を豊かにしようと思うなら、何をやるべきか、どんなきれいな服を着ようかなど、具体的に考えるよりも、一見仕事に役に立たないような旅行に行くべきじゃないか?
答えがわかっている仕事をやり続けるにはリモートワークが適しているが、長期的にはどんな結果になるかわからない。思ってもみないプロジェクトを作り出すには違った世界を見て答えを出す必要性と可能性があるのではないか。

法人化して、歯科医療が地域包括ケアの枠で何らかのポジションを取っていくと決意するチームの初めての行事は、職員旅行から始まった。
スマホと財布をおいて、手ぶらで過ごすことがコンセプトだったので観光時間は少なく移動時間の束縛も少なかった。時間とお金を気にしないと、普段の働きアリのように、任された仕事を一生懸命こなす毎日とは違う景色が見える。ホテルに到着後、3つのチームに分かれ、時間の使い方をそれぞれに任せた。“何を楽しむか”というテーマの話し合いは、仕事の成果を出す時のコミュニケーションと違って話のやり取りの往復が多い。遊んでいる間もコミュニケーションがたくさん往復する。天気に恵まれ南の島の星空は、いつもと違って輝いていた。空気も水も日光も温度も、植物の匂いも違う。海の色も泳いでいる魚も違う。おいしいものをたくさん食べ、身体を動かしたが、どの順番で話をしようか迷うくらいなのが良い。

だらだらと何もせずに過ごす。たまにバカでかい餌を見つけて、巣に戻って他のアリに話して、みんなでその餌を取りに行き、みんなの幸せの総量を増やす。そんなアリになりたいものだ。

3年ぶりの石垣島職員旅行では、普段と違う時間を過ごし、想像以上にストレスの解放ができ、体調を取り戻した。ヨガのアクティビティが一番心に残った理由を振り返った。自分が普段何を考えているのか、自分の心の声をいかに正確に聞くことが出来るかが人生を豊かに過ごすコツだと感じた旅行だった。


鳩が丘歯科クリニック

〒068-0828 北海道岩見沢市鳩が丘3-1-7
中央バス「幌向線」「緑が丘・鉄北循環線」岩見沢バスターミナルで乗車
「岩見沢市役所前」で下車。バス停から徒歩5分です。

https://www.hatogaoka-dc.jp/


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