入れ歯治療
- 食べ物を噛み砕けなくなる
- 表情が変わる・歪む
- 顎の力が弱くなる
- 嚙み合わせが悪化する
- 発音がしにくくなる
- 認知機能が低下する
- 噛む力が弱まり、体のバランス感覚を失う
義歯にはさまざまな素材でつくられるものがありますが、保険診療の範囲内の比較的安価なものだとしても、印象(型取り)をしっかり取って吸着させれば自然歯に近い噛み心地を得ることができます。
歯が抜けたままにすると、
とも言われています。
しっかり噛めれば噛む骨に力が伝わり、その結果「おいしく食事が食べられる」「栄養が摂れる」「胃腸が丈夫になる」「免疫機能がアップする」など、健康な身体づくりにもつながります。
当院では、一人ひとりの状況に合わせて素材の選択やインプラントとの比較などを行い、最適な診療計画をご提案します。
当院の入れ歯治療
入れ歯づくりの手順
1、印象(型取り)
入れ歯の裏側(粘着面)、入れ歯の表側(研磨面)を形成するためにお口の型を取ります。
2、精密印象(2回目の型取り)
その人専用のトレーで精密に型をとります。
※当院では、正確な型を取るため印象を2回行います。
3、咬合採得
専門の装置を使って噛み合わせを補正します。
4、試適、補正
歯を仮に並べて試します。笑ったときの歯の見え方や噛み合わせをしっかりチェックします。
5、装着、調整(入れ歯を実際に使用してみて、不具合があれば調整します。)
約1ヶ月ほどの期間がかかります。
入れ歯の種類
部分床義歯
部分的に歯の欠損がある場合につくる「部分入れ歯」のことです。
健康な歯にバネを引っ掛けて固定し、入れ歯を維持するようにしていきます。、健康な歯に負担がかかってしまいます。
全部床義歯
全ての歯が失われてしまった場合につくる「総入れ歯」のことです。
さまざまな素材の中から、患者さんのご希望や口の中の状態に合わせて最適なものを選択します。
入れ歯メニュー
レジン
保険診療の範囲で作ることができます。
比較的安価で作れますが、食べ物の温度が感じにくく、耐久性があまりよくないので数年おきの作り替えをお勧めします。
金属
【チタン床】
厚みがないために違和感が少なく、発音もしやすい入れ歯です。
主に上顎の入れ歯として使われます。食べ物の温度を感じやすく、金属アレルギーの方も安心してお使いいただけます。
【コバルト床】
熱伝導率がとても高いので、食べ物の熱さや冷たさを感じることができます。
耐久性にも優れており、長期間使用できるコストパフォーマンスに優れた入れ歯です。
インプラント・オーバーデンチャー
現存している歯やインプラントの上に入れ歯をつくる方法です。
通常の入れ歯はお口の粘膜で支えますが、オーバーデンチャーは現存歯やインプラントで支えます。
インプラントでしっかりと固定されるので、粘膜だけで支える通常の入れ歯より良く噛めるようになるのが最大の利点です。
また、総入れ歯でも部分入れ歯でも適応できます。健康な歯を保存できるため、お勧めの方法です。