口臭
2018/02/18
こんばんは!
今日は口臭についてです。
口臭原因を探る7項目です。ご自身がどちらの口臭タイプになるのかを参考にしてください。
1.口の中がパサパサしている
2.仕事などでストレスを長く感じている
3.舌の表面が白く、磨いたことがない
4.歯、詰め物や入れ歯の表面を舌でさわるとザラザラしている
5.歯茎が腫れたり、血がでたりすることがある
6.グラグラ動いている歯がある
7.穴の開いた歯や詰め物が取れたままになっている歯がある
1.2.3のいずれかの項目のみに当てはまる方→"生理的口臭"の可能性があります。
1~7のどれかの条件に当てはまる方→"病的口臭"の可能性があります。
生理的口臭の予防
普段は唾液の抗菌作用によって、口臭もおさえられていますが、実は誰にでも口の臭いはあります。しかし起床時、空腹時や緊張時には唾液の分泌量が減るため、細菌が増殖し、VSCの産生が活発になるため、いつもより口臭が強く感じられるのです。特にVSCは舌の上で最も多く作られます。これは、舌の表面に食べカス、古くなった細胞などが付着した白い苔のような汚れである"舌苔"を細菌が分解してVSCを作り出すためです。生理的な口臭は、病気が原因ではないため、いつもの生活にプラスαするだけで、お口の中のスッキリ度があがります。ここからは普段できる口臭予防法を説明しますので、ぜひトライしてみてください。
唾液を出して口臭を予防する
唾液の分泌量が少ないと、細菌が増殖して口の中が不潔になり、口臭が発生します。すなわち口臭の予防・対策に唾液分泌はきわめて重要です。唾液が出ずらい方は以下を参考にしてみてください。
リラックスをすると唾液が出やすくなる
自律神経の働きにより、緊張すると唾液分泌が減り、リラックス状態のときは唾液が出やすくなります。緊張して口が渇く時は、誰でも経験のあることでしょう。気付いた時は肩の力を抜いて、深呼吸してみましょう。またお水を少し飲んで、お口の渇きを潤すことも大事なことです。
口の中への刺激は唾液を多く出す
歯磨きやうがいは頬・唇など口腔粘膜を刺激し、唾液分泌を促します。ガムを噛むことも、唾液腺の活動を活発にしますので、唾液分泌に有効な方法です。
唾液腺マッサージをすると唾液が多く出る
頬の内側を伸ばすように、左右の頬を指で上下に数回こすってみてください。マッサ-ジ効果を実感できるはずです。また舌を左右に動かすことによっても唾液腺が刺激されます。
よく噛んで食事すると唾液が多く出る
軟らかいものばかり食べていると、よく噛むことをしなくなるので、口の周りの筋力が衰え唾液の分泌が減少する原因になります。噛みごたえのある食べ物は、ひと口30回を目安によく噛んで食べましょう。
口臭は1人で悩まず、歯科医院を受診してくださいね。
鳩が丘歯科クリニック
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