治療後したのになんで... 違和感はどこから?被せ物編
みなんさんこんばんは!
治療したはずなのに違和感がとれない!
被せ物をしてピタッとはまったはずなのに違和感が...なんて経験はありませんか?
「キツい」「少し高いな」
私も小学生のころ歯医者さんで銀歯をつけてもらったあと、しばらく違和感が続いた経験があります。
治療済みのはずなのになんで?
歯医者さんの腕が悪いの?
と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
その違和感はいったいどこからくるのでしょうか?
「キツい」と感じる違和感
歯と歯の間に隙間があると、食べかすなどが挟まってしまいます。
そのため詰め物をするときにはわざとキツめに仕上げます。
「キツい」という感覚は、歯と骨の間にある歯根膜というセンサーが感じています。
歯はこの歯根膜の中で微妙に動き、隣の歯の接触部分に合わせてちょうどいいところを見つけます。
そしてそのまま落ち着いてくれるのです。
そのため、この「キツい」という感覚は2日もすれば気にならなくなります。
「高い感じがする」違和感は?
被せ物をしたあとに「高い感じ」がする場合は材質が大きく関わっています。
クラウンやブリッジなどの被せ物が出来上がるまでプラスチックなどの仮歯を被せて、噛む力などの刺激から守っています。
そしてその後、出来上がった被せ物と交換します。
その後、金属やセラミックに金属を裏打ちしたメタルボンドなど、硬く丈夫な素材で作った本物の被せ物と取り替えます。
仮歯のときより本物の被せ物のほうが、噛んだ時に当たりが強く感じられ、「高さを感じてしまう」というわけです。
ただ、ほとんどの患者様はしばらくすると素材に慣れてしまいます。
もし、違和感が気になっても入れてすぐに高さを変えるのではなく、一週間ほどは様子をみて違和感が続くようなら調整を受けることをオススメします。
いかかでしたでしょうか?
「高い」「キツい」以外に金属の被せ物を入れると、それまではなかった「シミる」感じがすることがあります。
プラスチックに比べて金属の熱伝導が良いことで原因です。
1~2か月程度で通常は落ち着きます。
そのあともひどくシミるようなら、治療した歯科医院にご相談ください。
今回は治療後の違和感についてご説明しました。
治療の前からの違和感について気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください!↓
それでは!
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