口の中のできもの
こんにちは☆
お口の中の”ごつごつ”・”ぼこぼこ”したできものある方、このできものはなんだろうと気になったことありませんか?
このできものは「骨隆起(こつりゅうき)」と言います。
骨隆起とは
「骨隆起」は「外骨症」「多発性外骨症」「外発性骨増生」「外発性骨増殖症」ともいいます。
「骨隆起」は、顎の骨が厚く膨らんで、コブのように盛り上がっている状態です。
噛む時に顎の骨に力が加わり、それが刺激となって骨が盛り上がったと考えられていますが、遺伝的な要素や環境の影響もあるようです。
悪性腫瘍でも、病的な変形でもありませんから、心配は要りません。
骨隆起は、できる場所によって、歯科用語で、「口蓋隆起」「下顎隆起」と呼ばれます。
骨隆起の特徴
骨隆起は、少し膨らんでいるだけのものから、ゴツゴツ・デコボコ盛り上がっているものまで、いろいろとあります。
骨隆起は、傷つきやすい骨隆起は骨が盛り上がるため、歯茎など覆っている歯肉が薄くなります。
中の骨が白く透けて見えるほど、歯肉が薄くなることもあります。
そのため、食べ物や歯ブラシで歯肉が傷がつきやすく、炎症が起きやすくなります。
口内炎に似た症状になることがあります。
骨隆起は、少しずつ大きくなり、小さくなることはない!
骨隆起は徐々に大きくなっていきます。
自然に小さくなることは、めったにありません。
少しずつ大きくなっていきますが、ある程度の大きさで止まることもあります。
骨隆起は切除しても、またできることがあります。
骨隆起があると
骨隆起があると、舌の動きが悪くなり、発音がしにくくなったり、話しづらくなることがあります。
またどちらも、義歯を作るとき邪魔になることもあります。
骨隆起ができる原因
そもそも骨隆起ができる原因は、顎の骨に過剰な力がかかることです。
「歯ぎしり」や「食いしばり」が顎の骨に過大な負担をかけるのです。
歯ぎしりをすると、顎に通常の数倍の力がかかります。
当然、骨は過剰な負担に抵抗して、骨を厚くしようとします。
それで、内部で骨の異常増殖が起こり、外に突出してコブのように盛り上がるのです。
この骨隆起は除去することができます!!
例えば
・歯ブラシがしにくい
・歯ブラシや食べ物が当たって傷がつきやすくて困っている
・入れ歯をつくりたいが骨隆起があるなど
お悩みがあればいつでもご相談ください(*^_^*)
鳩が丘歯科クリニック
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「岩見沢市役所前」で下車。バス停から徒歩5分です。
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