岩見沢 子ども できもの
2019/09/17
こんばんは☆
お子さんのお口の中に、ぽつとした”できもの”ができ、気になったことはありませんか?
このできものは、”フィステル”と呼ばれるものです。
フィステルとは、歯茎にできたおできのようなものです。
見た目は「おでき」そのもので、一部が白く腫れ上がったりします。
それほど深刻なようには思えませんが、実はフィステルは歯根の先端に発生した膿が歯肉に出て、表面化している症状です。
その膿が歯根から外へ出ようとする穴・出口となっていて、厄介なのは一度膿を出したとしても、膿がまた溜まることで同様の症状がみられるということです。
フィステルができやすいとき
*歯磨きを怠るなどの様々な原因で歯が虫歯になると、歯は虫歯に侵食されていきます。
虫歯は個人で治すことは難しいですから、治療が遅れれば遅れるほど歯の状態は悪くなっていきます。
虫歯になった時、進行すればするほど痛みやしみるといった症状は大きくなっていくと思います。
*歯の神経が死んでしまったとき
例えば何かしらの原因で、歯をぶつけてしまうなど、ほかにも虫歯が進行すると、歯の神経を侵食してしまいます。
この段階では歯の痛みを感じるかもしれませんが、それでも放置してしまうと歯髄の炎症が進みます。
フィステルは自然治癒することはありません。
死んでしまった神経を除去し、お薬で根管を洗浄し、お薬をつめる必要があります。
フィステルが現れるという事は、その部分の歯が何かしらの炎症を起こしているという事ですので、早めに処置をしてあげる必要があります。
痛くないから、乳歯だから大丈夫ということはありません。
炎症が広がると、あとから生えてくる永久歯に影響を与えてしまうこともあります。
早めに歯医者に行って診てもらう、レントゲンを撮ってもらう事をおすすめします。
気になることがあれば、いつでもご連絡ください!!
鳩が丘歯科クリニック
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