歯周病と糖尿病は仲良し!
2023/04/22
北海道岩見沢市にあります、鳩が丘歯科クリニックです🕊
今日は、歯周病と糖尿病についてです!
歯周病は歯だけの問題でとどまらない?
歯周病が進行することで口臭がキツくなったり、歯が抜けてしまうことは知られていると思いますが、実は全身の健康と密接に関係しているのです。
その代表的なものが、「糖尿病」!
前回の記事では “歯周病になると心臓病のリスクが高まる” ということをお話ししました。
本日は歯周病と糖尿病ですが、この二つはなんと、相互に悪い影響を及ぼします!
糖尿病をお持ちの方は歯周病が悪化しやすく、歯周病があると糖尿病の血糖コントロールが難しいのです。
歯周病⇨糖尿病 悪影響
なぜ、歯肉の炎症である歯周病が糖尿病に関わってくるのかというと、ここでも「血管」がキーワードになります。
歯周病になっていると、歯肉から炎症物質が血管を経由して体中に放出されています。
その炎症物質は、血糖値を下げるインスリンを効きにくくするため、糖尿病の発症・進行がしやすくなるのです。
糖尿病⇨歯周病 悪影響
一方で、糖尿病も歯周病に対して悪影響を及ぼします。
糖尿病になると全身の免疫機能が低下してしまうため、歯肉におけるプラークへの抵抗力も落ちてしまっています。よって、歯周病が発症・進行しやすくなってしまいます。
また、高血糖の影響で歯のさまざまな組織が劣化したり、歯の周囲の血行が悪くなることも歯周病を助長させる一因と考えられています。
歯周病・II型糖尿病の予防はどちらも生活習慣から!
歯周病にならないためには、歯磨きを毎日3回する、間食を摂りすぎない、タバコを控える、健診を受けるなど。
糖尿病にならないためには、バランスの取れた食事、適度な運動、タバコを控える、お酒を控える、検査を受けるなどです。
どうでしょうか、どちらも同じような生活習慣に関わるものがほとんどなのです。
このように歯も含め、身体は全て繋がっています。
そのため、歯だけ治せばOK! とはなりません。
全身が健康になることで、より豊かな生活を送っていただくのが、私たち鳩が丘歯科クリニックの目指すことです。
歯だけに関わらず、どんなことでもお気軽にご相談ください^ ^
鳩が丘歯科クリニック
〒068-0828 北海道岩見沢市鳩が丘3-1-7
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