6歳男の子 乳歯で反対咬合 永久歯が斜めに顎の中で待っている
6歳男の子
乳歯で反対咬合。真ん中も左に少しずれている。
6歳となると、下の前歯が抜けてくる頃合いですが、まだグラグラしていなく、顎の大きさもかなり小さいです。
6歳となると、歯と歯の間がすきっ歯であるのが望ましいです。
レントゲンがこちら↓
オレンジの丸がまだ生えていなく、これから生えてくる永久歯です。
その間に写っているのが、今生えている乳歯です。
オレンジ丸の中の永久歯が、歯が斜めになって待っています。
このままですと、歯がまっすぐ生えてくることは、難しいです。
そのため、矯正治療を始めました。
上下取り外しができない装置をつけます。
矯正装置の中には、取り外しができるものもありますが、当院ではつけっぱなしの装置を使ってます。
つけっぱなしの装置の方が、装置が口の中に力がしっかりと伝わりやすく、効果がでやすい、また24時間つけているため慣れるのも早いです。
上は、2ヶ月で最大12mm広がります。
下は、2ヶ月に一度装置を調整し、弱い力をかけて広げていきます。
一度つけると、1年装置をつけていきます。
1年後、装置を外し、歯の生え変わりをみていきます。
必要に応じて、装置をつけていきます。
その後6年後。只今、経過観察中です。
反対咬合も治り、歯もまっすぐ生えてきました。
また、ガタガタに待っていた永久歯も綺麗に生えてきましたね。
このように、レントゲンを見比べるとこんなに良くなりました。
早めに気づいて、早めに対処しておくと、このように対応できます。
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