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お口の中の守り神~唾液は友達~その2

      2018/10/19

こんにちは!

前回は唾液がどのような働きをしているかをご説明しました。

唾液は体にとっても大事なもの!

ではどういう場合に唾液の量は下がってしまうのでしょうか?

 

1-1.脱水

唾液の99%以上は水分で出来ています。

残りの1%は体にとって大事な成分が含まれているわけですが、もちろん体の中の水分が減ってしまうとその分唾液の量も減ってしまいます。

 

1-2.持病のお薬など

持病のお持ちの方で服用されている薬剤によっても唾液の量は減少します。

また、唾液腺炎などの唾液腺の病気やがんの放射線療法でも減少します。

 

1-3.加齢

加齢に伴い唾液腺の機能やお口の筋力が低下し、その影響で唾液の量が減少します。

 

それではどうすれば唾液の量を増やすことが出来るのでしょうか?

 

2-1.まずは水分を!

唾液はまず血液から作られますが、おおもとは水分。

脱水で唾液は減ってしまうので、なるべく水分を取りましょう。

 

2-2.よく噛んで!

咀嚼の回数が増えるほど唾液腺が刺激され、唾液が出てきます。

食材を大きく切ったり、噛み応えのある食品を選ぶなど、咀嚼回数をなるべく増やす食べ方の工夫も効果的です!

 

2-3.抗酸化食品をとろう!

アンチエイジング効果など、体に良い様々な効果で注目されている抗酸化物質の中には唾液を増やしてくれるものもあります!

納豆に含まれているイソフラボン、ネギや玉ねぎに含まれているケルセチン、柑橘類に含まれているビタミンCなどなど。

積極的に抗酸化食品をとりましょう!!

 

2-4.唾液腺マッサージで唾液を促す!

唾液腺には、顎下腺、舌下腺、耳下腺、の三大唾液腺があります。

    

 

 

 

 

 

顎下腺のマッサージ

 

 

 

 

 

 

①手をグーにして、あごの下にはめるように置く 

 

 

 

 

 

②後ろから前へ10回以上動かす

 

 

舌下腺のマッサージ

 

 

 

 

 

③親指を立てて、顎の下を押すように刺激する

   やさしく7~10回繰り返す

 

 

耳下腺のマッサージ

 

 

 

 

 

④耳の下より少し前に、人差し指、中指、薬指で回すように刺激する。

   ゆっくりやさしく、10回以上繰り返す。

 

 

今回のまとめ!

1.唾液を増やすにはまず水分をとろう!

2.食べ物はよく噛んで、噛み応えのあるものを選びましょう!

3.納豆のイソフラボン、ネギのセルケチンなどの抗酸化成分を含むものを食べよう!

4.唾液腺マッサージで唾液分泌を促しましょう!

 

唾液を増やすように日頃から意識していけば、唾液もたくさん分泌されます。

唾液腺マッサージも力を入れなくても簡単にできるものなので皆さんも是非試してみてくださいね!

それでは!

 


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